ふたりの物語

父と娘と、1985年のテーブル。

1985年、クリスチャンサンの売店で、私はきょうだいといっしょに、テーブル筐体のディグダグに夢中になりました。ひとりずつ、交代で。それが大好きでした。そしていつしか、ふたり同時に遊べるテーブルを夢見るようになったのです。

色あせた写真プリント。1980年代はじめ、誰もいないノルウェーのカフェに置かれたDig Dugのテーブル筐体
売店にあったのと同じような、テーブル筐体。大好きでした。

それから40年。あのときの気持ちを、今だからできるすべてを注ぎ込んで取り戻したい。そう思って、娘の Jeanne とふたりでつくり上げました。FLATBOY のパーツはすべて、私たちふたりが設計し、つくっています。ウォルナットの木工、キャビネット、ボタン、電子回路。そしてロビーからゲーム、Flatlabsまで、ソフトウェアもすべて。

Jeanne と私は、自分たちの CNC マシンで木を削り出し、自分たちの 3D プリンターでパーツをひとつ残らずプリントし、すべてのゲームを自分たちで遊んで確かめました。夜遅く、ふたりでテーブルの両端に座って。

作業台の上の初期プロトタイプ。ボタンは片側4つで、スピナーはまだ付いていません ウォルナットの縁と、黒いベース スティックとボタン

工房での初期プロトタイプ。ボタンは4つだけ、スピナーもまだありません。

自分たちの工房でつくっています

ノルウェーで、心をこめて。

目指したのは、ガジェットではなく家具。だから、細部のひとつひとつに必要なだけ時間をかけます。ウォルナットの質感、縁の仕上げ、ボタンが木に収まるその佇まいまで。

工房で少しずつ形になっていく天板。
プリントしたホルダーに収まるスティック。
完成した天板。スクリーンを入れる前のひとコマ。
すべてを支えるトレイを、黒で一層ずつ。(タイムラプス)
ボタンパーツをベッドいっぱいに並べて、ひと晩でプリント。(タイムラプス)
長いフレームパーツは、プリンターでひと晩がかり。(タイムラプス)

私たち、ふたり。

Bjørn Ivar Knudsen

Bjørn Ivar Knudsen

創業者 · 父

25年以上にわたって製品をつくり、会社を立ち上げてきました。その多くは、ソフトウェアまで自分たちで手がけるハードウェア製品です。最初のスケッチから、お客さまの手に届くその日まで。FLATBOY では、家具、プリントパーツのひとつひとつ、電子回路、ロビー画面、そしてゲームまで、すべてを Jeanne とふたりで設計し、つくり、プログラムしました。

  • Sound Business:ヨーロッパ最大の店舗向けラジオシステムを共同で構築。ハードウェア、ソフトウェア、番組制作、設置まで。
  • QuickLog:ノルウェー最大のデジタル走行記録サービスを創業。利用者3万人以上、のちに売却。
  • ABAX:初期から参加し、今も株主です。
  • SmplCo:125以上の製品を世に送り出したプロダクトスタジオのパートナー。
  • Sloydr:FLATBOY の木材を削り出す CNC マシン用に自作したソフトウェア。
Jeanne I. Knudsen

Jeanne I. Knudsen

ゲームデザイン · 娘

Jeanne は Kristiania 大学でゲームデザインの学士号を取得し、Noroff で UI デザインを学びました。Kristiania 大学でゲームデザインを教えた経験もあります。本業はプロダクトデザイナーとして、インターフェース、3D、プロダクトアニメーションを手がけています。

FLATBOY では、手に持ったときのゲームの手ざわりから、テーブル越しに見るロビー画面の見え方まで、あらゆることに関わっています。私は1985年、テーブル筐体でゲームを覚えました。彼女は大学でゲームづくりを学びました。そして今、ふたりでいっしょにゲームをつくっています。

さあ、遊びにきて。

最初の50台はFounders Edition。価格は、ほかの FLATBOY とまったく同じです。

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